判決後の流れ

omocha_l額訴訟の場合、裁判所は原則として審理終了後直ちに判決の言渡しを行います。この日の翌日から数え、2週間以内に当事者が異議を申し立てない限り内容は確定します。裁判所が原告の請求を認めた場合、被告には支払い義務が発生します。裁判所は被告の事情を考慮し、特に必要性が認められるときには三年以内の範囲で「支払猶予」や「分割払いの定め」を付すことがあります。「支払猶予」の場合には指定された期日までに一括で支払うことが求められ、「分割払いの定め」の場合には「期限の利益喪失の定め」が付されます。従って、「分割払いの定め」の場合に被告が支払いを一回でも怠るようなことがあれば、原告は全ての債権の強制執行ができます。また、支払いの猶予などの定めと併せて履行された場合、裁判所は訴えの提起後に発生した遅延損害金の支払い義務を免除することもできます。これらの事項は、強制執行の困難な少額債権において、少しでも被告自身の意志による履行を期待できるようにしようという趣旨のもとに設けられています。なお、支払猶予などは裁判所の判断でなされるものであり、このように命じたこと、逆に命じなかったこと、あるいは分割払いの回数などについて、原告も被告も不服申し立てすることはできません。

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