口頭弁論までに用意すべきこと

少額訴訟では簡易で迅速な審理が必要とされており、基本的に1時間半ほどで終了します。原告がすべきことをkodomo03_lフローチャート順に挙げると「訴状と証拠書類の提出」「答弁書と証拠書類の受領」の二つだけしかないほど手続きは簡略化されているのです。少額訴訟では、特別の事情があると認められない限りは最初の口頭弁論期日で審理を完了しなければいけません。すなわち、原則的にはただ一度の審理によって判決が下されてしまうのです。従って当事者は、最初の口頭弁論期日前やその期日の内にそれぞれ全ての攻撃と防御を行わなければいけません。そのためには、それぞれの証拠や証人等を事前にきちんと準備して提出する必要があります。迅速な審理のため、当事者には自分自身の主張をわかりやすく整理し、可能な範囲の提出すべき証拠を全て用意した上で期日に望むことが強く求められています。また、この時の証拠は「即時に取り調べることができる証拠」に限られており、その法廷内ですぐに取り調べができる証拠だけが認められます。従って、審理が始まった当日になって遠方にある証拠や証人が必要となったとしても、特別の事情があると認められて期日が続行されない限り、その証拠を調べてもらうことはできません。口頭弁論には事前に証拠を十分に準備して臨むことが重要です。

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