離婚の理由は問われない

離婚には様々の理由があります。別れる数だけ理由が存在するため、その数も膨大なものになります。しかし、法律で認められる自由は、実は非常に限られたものです。不貞行為、暴力、極度の心身疾患によるもの等、限定的です。その他の原因によるものは全て相手の同意、そのための協議が必要です。

 
しかし、元々相反する意見のため、自身が事由を主張しても、即認められるとは限りません。そのため、いつまで経っても、籍だけは入っている状態、仮面夫婦状態になるケースもあります。そういった状況から脱却する方法はないのでしょうか?考えられる方法としては、調停の場に臨むということが考えられます。調停は有識者等を含めた調停委員から構成されます。調停の時間帯は夫婦別々に設定されますので、顔を合わせて意見をぶつけ合う必要はありません。互いの主張を別々の場で聞いてくれるため、思ったことを伝えやすいというメリットがあります。

 
調停の結論には、裁判の判決のような強制力はないため、決定事項に従う必要はありません。決定事項に納得がいかなければ、裁判に訴え出ることも可能です。但し、調停の判断に従うと決めた場合は、裁判の確定判決と同様の強制力が伴います。

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