調停委員がしてくれること

夫または妻との関係がこじれて離婚を考えたときに、相手との話し合いがまとまらなかったり、直接の話し合いに応じてもらえないという場合には、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることができます。その調停にあたって活躍するのが、調停委員とよばれる人たちです。
委員の役割としては、夫と妻の間に入って、双方の言い分を聞き、中立的な立場から、夫婦関係についての調整を行ったり、解決に向けたアドバイスをしたりといったことになります。これらの委員は必ずしも弁護士のような法律の専門家が務めているというのではなく、ある程度人生経験を積んだ一般の人である場合も少なくはありません。
調停の場においては、離婚をすることそのものにかかわらず、離婚するときの財産分与の割合や、子供の親権を夫婦どちらにするかといった事柄についても話し合うことが可能です。
調停では、夫が委員と協議した後、妻が今度は委員と協議するといった具合に、双方が別々というのが基本ですが、夫婦が同席して委員と協議をするスタイルもあります。
委員はあくまでも中立ですので、調停の手続きをしたからといって、最終的な結論に納得がいかず、調停不成立となることもあります。こうした場合には、裁判官の職権による審判離婚の手続きに移るか、あるいは離婚訴訟を提起するということになります。

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